オンライン発音指導で「s」が聞き取れない？原因と解決策

イギリス人ネイティブ講師・ジョリーフォニックス公式トレーナーDavid Watkinsによる東京のオンライン英語教室”Yamatalk English®”スタッフの大和真美です。

本日は「オンライン発音指導で/s/が聞き取れない？原因と解決策」についてです。

ジョリーフォニックス講師養成講座ファーストステップコースの受講生さんから、オンライン講座をする際のマイクなど「音の環境」についてご質問いただきました。受講生さん向けのZoomでのオンライン講座の仕方の勉強会を7月27日にします。その前に、ブログに解決のヒントをご紹介いたします。

オンライン発音指導で「s」が聞き取れない？原因と解決策

オンライン英会話や発音指導の場において、「s」の音が聞き取りにくいという課題は多く見られます。英語には無声音と有声音があるので、無声音がオンラインでは聞こえなくなるという事象も発生します。

しかし、諦める必要はありません。ここでは、オンライン環境で「s」の聞き取りを改善するための、いくつかの対策をご紹介します。

1. 機器設定を最適化する

• マイクの設定: ノイズキャンセリング機能が有効になっていると、必要な「s」の音までカットしてしまう可能性があります。マイクの設定を確認し、必要に応じて無効化または調整しましょう。
• プラットフォームの設定: ZoomやSkypeなどのビデオ会議プラットフォームには、音声品質を調整できる設定が用意されています。「高音質モード」の利用や、エコーキャンセリングの設定などを試してみましょう。
• マイクの位置と角度: マイクが口元から適切な距離にあるか確認しましょう。また、正面だけでなく、少し斜めから音声を拾うように角度を調整するのも効果的です。

▲Zoomのノイズ除去設定

2. インターネット接続を安定させる

インターネット接続が不安定だと、音声が途切れたり、音質が低下したりして、「s」のような微細な音が聞き取れなくなります。オンラインレッスン中は、安定したインターネット接続を確保できる環境を選びましょう。

3. 相手の設定を確認してもらう

上記の設定を調整しても改善が見られない場合は、相手側の設定にも問題がある可能性があります。相手にも同様の確認を促し、必要に応じて設定変更を依頼してみましょう。

ジョリーフォニックス講師養成講座ファーストステップコースでは

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